【供養処分】お精抜き(魂抜き)は必要?

2015.03.10

【供養処分】お精抜き(魂抜き)は必要?

【Q】お精抜きは必ずしなければいけないのですか?

 

【A】法律や規約などが有るわけではありませんので、絶対ではありません。

 

元々の仏教には魂という概念は無く、「魂抜き」や「御霊抜き」などの表現をする儀式には疑問を覚える方もいるでしょう。

 

しかし、日本の仏教は様々な概念と解釈が加えられ、様々な宗派が生まれたため、お寺様の考え方は様々です。

 

また、江戸時代に仏壇が普及したことにより、祈りの場が身近になり、その対象である仏壇が大切にされてきた歴史があります。

 

その上で、お仏壇を動かしたり、設置したり、処分したりという節目には、特別な儀式が必要とされたのでしょう。

 

お精抜きは信仰や思想、文化や思いがあり、「必要とされてきた儀式」です。 しかしながら、法律などで決められている「必要な儀式」というわけではありません。

 

ご自身や、周りの方々が一番納得できる方法をお選び頂くのがよろしいでしょう。

 

 

>>関連ページ

・お精抜きって何?

・お精抜きに用意するものとは


 

 


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