仏像の修理・修復
創業60年、寺院様向け仏具を中心に製造してきた仏壇仏具メーカー。
名古屋市熱田区に工場と店舗があり、小売店には珍しい「工場併設のお仏壇屋」です。
常に職人が在中しており、店内から仏具制作現場が覗けます。
受け継がれてきた職人の技術
確かな技があります。
昔から災害を受ける度に自然を畏敬してきた先人は、信仰の対象として仏像を祀り守り続けて来られました。
そうした先人の魂を現代から未来へとしっかり引き継いでいきたい――
そんな思いで職人は丹精込めて、コツコツ制作活動に励んでいます。
古仏像修復部門では木地が風化劣化していくのを少しでも防ぎ、良い状態で未来へと残していく事を、重要な役割と自覚して精進しています。
製造工場所有のクマダは
どんな大きさにも対応可能です。
小さな仏像から寺院用の大きな仏像まで、どんな大きさの仏像も対応可能。
天井まで届く様な大きな光背の欠損も修復した実績があります。
大型光背がいつの間にか無いまま祀られていたらしく、桧の寄木造りで大光背を造り、ご寺院様もよみがえられました。
クマダには木地師が在中しており、巨大な木製仏像の欠損修復を得意としています。
仕上げの違い
新品同様の修復や、年月を経た自然な風合いなど、お好みに合わせた仕上げが可能。
修復には大きく分けて二種類の仕上げがあります。新品同様にする「新調仕上げ」そして古い風合いを残す「古色仕上げ」です。
通常、欠損部分を修復した後、箔直しや塗装を全体に行います。
しかし古色仕上げでは、あえて古い風合いを残しながら自然な形になるように塗装や箔押しを行うため、より技術を必要とします。数百年にわたる汚れや劣化の風合いを塗装で表現して「状態の良い古物」へと蘇らせます。
クマダではご希望により、どのような風合いにするのか事前に打ち合わせして頂けます。
施工事例のご紹介
(仏像)千手観音像
(仏像)座弥陀如来 阿弥陀如来像
(仏像)座釈迦の修復
【仏像修復】荼枳尼天(だきにてん)
(仏像)不動明王の金箔仕上げ
仏像修復
(仏像)釈迦如来
(銅像)阿弥陀如来