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2025.02.21

手元供養の選び方と始め方!ご遺骨の供養方法まるわかりガイド

実家のお仏壇をコンパクトにしたいと考えていませんか。核家族化が進み、マンション暮らしが増える中、大きな仏壇の設置や管理に悩む方が増えています。

「実家の仏壇を引き継ぎたいけれど、置く場所がない」「故人との距離を近く感じられる供養の方法が知りたい」といった声をよく耳にします。このような場合、手元供養という方法がおすすめです。

手元供養とは、ご遺骨を小分けにして、ペンダントやミニ骨壷などで身近に供養する方法です。葬儀社や仏具店に相談することで、ご遺骨を分骨し、ご自身の生活スタイルに合わせた供養方法を選ぶことができます。

この記事では、手元供養の基礎知識から具体的な方法、必要な手続きまでを詳しく解説します。また、よくある不安や疑問についても丁寧に説明していきます。大切な故人を身近に感じながら、新しい供養のかたちを見つけるためのヒントをお伝えしていきましょう。

手元供養は、現代の生活様式に合わせた供養方法として注目を集めています。これからの時代に合った供養の選択肢として、ぜひ参考にしていただければと思います。

手元供養について知りたい

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手元供養は故人との大切なつながりを保ちながら、現代の生活様式に合わせて供養できる方法として人気が高まっています。お仏壇での供養とは異なり、ご遺骨を分骨して手元に置くことで、より身近に故人を感じられる供養方法となっているのが特徴です。

手元供養には、ペンダントやミニ骨壷、ミニ仏壇など、さまざまな形があります。住まいの広さや生活スタイル、ご予算に応じて最適な方法を選べるので、これまで供養に悩んでいた方にとって心強い選択肢となっていきましょう。

手元供養のメリット・デメリット

手元供養には、従来の供養方法と比べていくつかの特徴的なメリットとデメリットがあります。実際に始める前に、これらをしっかりと理解しておくことが大切です。

まず、手元供養の主なメリットをご紹介します。

  • 故人をいつも身近に感じられる
  • 場所を取らず、引っ越しにも対応しやすい
  • 供養の負担が軽減される
  • 分骨することで家族間での供養が可能になる

特に大きなメリットは、故人との心の距離が近くなる点です。通常のお仏壇と違い、ペンダントなら身につけることができますし、ミニ骨壷なら手の届く場所に置けます。忙しい日々の中でも、ふとした時に故人を思い出し、心を寄せることができます。

一方で、以下のようなデメリットにも注意が必要です。

住宅事情や生活スタイルの変化により、従来の仏壇での供養が難しくなっている方にとって、手元供養は現実的な選択肢となっています。ただし、宗派によっては分骨に対する考え方が異なる場合もあるため、事前に確認することをおすすめします。

また、家族間で供養方法について十分に話し合うことも重要です。分骨することで複数の場所での供養が可能になりますが、遺骨の取り扱いについて家族の意見が分かれることもあります。

費用面では、ペンダントやミニ骨壷の種類によって価格に幅があります。ただし、従来の仏壇と比べると初期費用は抑えられ、維持費用も少なくて済みます。

このようなメリット・デメリットを踏まえたうえで、ご自身の状況に合った供養方法を選んでいただけたらと思います。供養に正解はありませんが、故人との関係や家族の意向を大切にしながら決めていくことが望ましいでしょう。

先を急がず、家族でよく話し合い、また必要に応じて専門家に相談しながら進めていくことをお勧めします。

お仏壇との違いは何?

手元供養とお仏壇では、供養の形や方法に大きな違いがあります。両者の特徴を理解することで、ご自身に合った供養方法を選びやすくなります。

最も大きな違いは、供養の規模と場所です。お仏壇は専用の場所に設置して故人を供養する伝統的な方法です。一方、手元供養は分骨したご遺骨を小さな器やアクセサリーに入れ、より身近な場所で供養を行います。

お仏壇と手元供養の主な違いを比較すると、以下のような特徴があります。

項目お仏壇手元供養
設置場所固定の専用スペース持ち運び可能
サイズ大型〜中型コンパクト
供養スタイル正式な作法が必要自由な形式
初期費用高額比較的安価
維持管理定期的な手入れが必要簡易的な管理で可能

手元供養は、従来の仏壇での供養が難しい方のための現代的な選択肢として注目されています。マンション暮らしや単身世帯の方でも無理なく続けられる供養方法といえるでしょう。

ただし、手元供養はお仏壇の代替というよりも、新しい供養の形として捉えることが大切です。お仏壇での供養と併用される方も多く、それぞれの良さを活かした供養が可能です。

例えば、実家のお仏壇はそのままに、ご遺骨の一部を分骨して手元供養を始める方法もあります。このように、柔軟に組み合わせることで、より充実した供養を実現できます。

手元供養を検討する際は、お仏壇との違いを踏まえつつ、ご自身の生活スタイルや価値観に合った方法を選んでみてください。両者にはそれぞれの特徴があり、どちらが良いということではありません。

注意点や心構え

手元供養を始めるにあたって、いくつかの重要な注意点と心構えがあります。これらを理解し、実践することで、より意味のある供養が可能になります。

まず大切なのは、手元供養に対する敬意と誠実な態度を持ち続けることです。ご遺骨を身近に置くことで、つい慣れが生じてしまう可能性があります。日常的に接するからこそ、常に謹んだ気持ちで接するよう心がけましょう。

供養品の取り扱いにも細心の注意が必要です。ペンダントやミニ骨壷は、必ず丁寧に扱い、清潔に保つことを心がけてください。入浴時にはペンダントを外す、汗や水に濡れないよう気をつけるなど、基本的な管理も忘れずに行いましょう。

保管場所の選択も重要なポイントです。ミニ骨壷やミニ仏壇の場合、安定した場所に設置し、直射日光や湿気を避けることが大切です。家族が集まるリビングなど、温かみのある空間に置くことで、自然と故人を偲ぶ機会が増えていくでしょう。

また、手元供養は個人的な供養方法ですが、家族との関係性にも配慮が必要です。供養の方法や分骨の割合について、家族間で十分に話し合い、互いの気持ちを理解し合うことが望ましいと考えられます。

さらに、将来のことを考えて、供養品の取り扱いについて家族に伝えておくことも重要です。万が一の際の対応や、次世代への引き継ぎ方についても、あらかじめ話し合っておくと安心です。

手元供養を始める前に、故人との思い出や供養に対する自身の気持ちを整理することも大切な心構えとなります。慌てて始めるのではなく、十分に考える時間を持ちましょう。そうすることで、より深い気持ちで供養に臨むことができます。

このような注意点と心構えを意識しながら、ご自身のペースで手元供養を進めていくことをおすすめします。形式にとらわれすぎず、故人との関係を大切にしながら、自然な形で供養を続けていけたらよいでしょう。

供養の始め方

手元供養を始めるにあたって、基本的な流れと手順をご説明します。

まずは、供養の方法について十分に検討することが大切です。ペンダントやミニ骨壷など、ご自身の生活スタイルに合った形式を選びましょう。故人との関係性や、日々の生活の中でどのように供養したいかをイメージすることで、適切な方法が見えてきます。

次に、分骨の手続きについて葬儀社や寺院に相談してみてください。分骨には届出が必要な場合もあるため、事前に確認することをおすすめします。この際、家族間でも十分な話し合いを持ち、供養方法について合意を得ることが望ましいでしょう。

手元供養品を選ぶ際は、以下の点に注意を払うと良いでしょう。

  • 材質や品質の確かさ
  • メンテナンスのしやすさ
  • 価格の妥当性

供養品が決まったら、お遺骨の分骨作業は必ず専門家に依頼するようにします。慎重な作業が必要となるため、自身での実施は避けましょう。

また、供養を始める前に簡単な供養式を行うことをお勧めします。これにより、新しい供養のスタートを心を込めて迎えることができます。必要に応じて、お寺の住職などに相談してみるのも良いでしょう。

最後に、日々の供養の仕方について具体的なイメージを持ちます。毎日のお供えや手を合わせるタイミングなど、無理のない範囲で計画を立てていきましょう。形式にとらわれすぎず、自然な形で故人を偲べる方法を見つけていただけたらと思います。

手元供養の方法を選ぶ

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手元供養の方法は、ご遺族の思いや生活スタイルに応じて選べます。大切な故人との関係性や、ご自身の希望する供養スタイルに合わせて、ペンダントやミニ骨壷、ミニ仏壇などから最適な形を見つけることができます。

手元供養を始める際は、まず分骨の方法や供養品の種類について、専門家に相談することをおすすめします。ご遺族の方々の心に寄り添いながら、それぞれのご家庭に合った供養の形を一緒に考えていきましょう。後悔のない選択ができるよう、じっくりと検討していただきたいと思います。

遺骨ペンダントで身につける

遺骨ペンダントは、故人のご遺骨を身につけることができる手元供養の形として、多くの方に選ばれています。アクセサリーとして日常的に着用できるため、いつでも故人を身近に感じられる供養方法です。

ペンダントタイプの手元供養には、主に2つの方式があります。1つは特殊な加工技術でご遺骨をクリスタルガラスに封入する方法で、もう1つは専用のカプセルにご遺骨を収める方法です。どちらも丁寧な技術で製作され、故人との大切な絆を形にすることができます。

デザインは、シンプルなものからアンティーク調まで豊富に用意されています。

  • クロス(十字架)モチーフ
  • ハート型やティアドロップ型
  • 宝石をあしらったエレガントなデザイン
  • 和風の伝統的なモチーフ

素材選びも重要なポイントとなってきます。ステンレスやチタンなど、サビにくく長持ちする金属を選ぶことで、永く大切に使い続けることができます。

身につける供養品として特に気を付けたいのが、防水性と耐久性です。日常生活の中で使用するものだからこそ、しっかりとした品質のものを選びましょう。ご遺骨を大切に保管できる構造になっているか、チェーンの強度は十分かなど、細かな部分まで確認することをおすすめいたします。

また、サイズ感にも注意が必要です。大きすぎると日常使いに支障が出る可能性があるため、普段の装いに合わせやすい程度の大きさを選ぶとよいでしょう。

遺骨ペンダントは、故人との思い出を形として残しながら、さりげなく身につけられる供養方法として、特に女性の方に人気があります。専門店で実物を見て、自分らしい供養の形を見つけてみてはいかがでしょうか。

ミニ骨壷で大切に保管する

ミニ骨壷による手元供養は、手軽さと尊厳を両立させた供養方法です。一般的な骨壷よりもコンパクトながら、ご遺骨を丁寧に保管できることが特徴となっています。

ミニ骨壷は、一般的な骨壷の5分の1から10分の1程度のサイズで作られています。そのため、マンションやアパートなど限られたスペースでも無理なく設置することができます。置き場所は、リビングの棚や寝室のサイドテーブルなど、日常的に目が届く場所がおすすめです。

素材は陶器や金属製が一般的で、以下のような特徴があります。

  • 陶器製:温かみのある質感で伝統的な雰囲気を演出
  • ステンレス製:耐久性が高く、お手入れが簡単
  • チタン製:軽量で持ち運びやすく、高級感がある

収納方式は2種類から選べます。ご遺骨を直接収める従来型と、専用のカプセルに入れて収める二重構造型です。特に二重構造型は、ご遺骨の保護性が高く、移動時の安全性も確保できます。

保管場所を決める際は、直射日光や湿気を避けることが重要です。また、不意の転倒を防ぐため、安定した場所に設置することをお勧めします。

ミニ骨壷での供養は、毎日の生活の中で自然と故人を偲ぶことができます。お花や写真を添えたり、時には語りかけたりすることで、より身近な存在として故人との関係を保つことができるでしょう。

将来的な供養のことを考えると、ミニ骨壷は比較的柔軟な対応が可能です。新しい供養方法に移行する際も、お寺への納骨も、どちらの選択肢も残すことができます。

なお、ミニ骨壷を選ぶ際は、長期的な使用に耐えられる品質のものを選ぶことが大切です。専門店で実物を確認し、開閉のしやすさや気密性なども確かめてから購入することをお勧めします。

ミニ仏壇でお供えする

ミニ仏壇は、従来の仏壇の機能を残しながら、コンパクトに供養できる手元供養の形として人気があります。お位牌やご遺骨を安置し、お供え物をすることで、伝統的な供養の形を大切にすることができます。

ミニ仏壇の大きな特徴は、必要最小限の供養スペースを確保できる点です。一般的な仏壇と同様に、お位牌やご遺骨を安置し、お供え物を捧げることができますが、サイズは30センチ程度とコンパクト。マンションの一室にも無理なく設置できます。

デザインは和モダンなものが多く、インテリアに調和しやすいのも魅力です。一般的なミニ仏壇には以下のような機能が備わっています。

  • お位牌やご遺骨を安置するスペース
  • お供え物を置くための棚
  • お線香立てや花立て
  • 扉付きで目隠しができる構造

設置場所は、リビングの一角や寝室など、日常的に手を合わせやすい場所を選びましょう。直射日光や湿気を避け、安定した場所に設置することが大切です。

お供えの方法は、従来の仏壇と同じように、お花やお供え物を捧げることができます。毎日の供養を無理なく続けられるよう、ご自身のペースで行うことをおすすめします。

特に注意したいのは、お仏壇としての尊厳を保つことです。装飾品として扱うのではなく、供養の場としての心構えを持って接することが大切でしょう。定期的な清掃や、季節のお供え物の交換なども心がけていきたいものです。

ミニ仏壇での手元供養は、伝統的な供養の形を大切にしながら、現代の生活に合わせた方法として選ばれています。お仏壇を引き継ぎたいけれど場所に悩むという方にも、おすすめの選択肢となるでしょう。

手元供養セットで始める

手元供養セットは、供養に必要な道具が一式揃っているため、初めての方でも安心して供養を始めることができます。セット内容は選んだものによって異なりますが、基本的な供養用品がコンパクトにまとめられているのが特徴です。

一般的な手元供養セットには、以下のような供養用品が含まれています

  • 分骨用のミニ骨壷やペンダント
  • お位牌や写真立て
  • 香炉と線香
  • 供養マット
  • 手引き書

特に初めて手元供養を始める方にとって、セットでの購入には大きなメリットがあります。必要なものが揃っているため、何を準備すればよいか迷うことなく、スムーズに供養を始められます。

初期費用を抑えられる点も、セット購入の魅力の一つです。単品で購入するよりも、セットでまとめて購入したほうが、一般的にコストを抑えることができます。

また、供養の作法や日々のお手入れ方法など、基本的な情報が手引き書として同封されているのも心強いポイントです。供養の仕方がわからないという不安を解消できます。

セットを選ぶ際は、ご自身の生活スタイルや希望する供養方法に合わせて選びましょう。ペンダントタイプやミニ骨壷タイプなど、さまざまな種類が用意されています。

供養セットを使って供養を始める際は、まず手引き書をよく読んで、基本的な作法を理解することが大切です。その上で、ご自身のペースで無理のない供養を心がけていきましょう。

手元供養の進め方

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手元供養を始めるにあたっては、まず分骨の手続きから準備する必要があります。分骨とは、お墓やお寺に納められているご遺骨の一部を、手元供養用に分けることを指します。

供養品の選定では、ご遺族の思いや生活スタイルに合わせて慎重に検討しましょう。分骨後の残りのご遺骨については、お墓への納骨や樹木葬など、故人やご遺族の希望に沿った供養方法を選ぶことができます。ご不明な点は葬儀社や仏具店のスタッフに相談してみてください。

分骨の手続きと準備

手元供養のための分骨には、必要な手続きと丁寧な準備が求められます。専門家に相談しながら、一つひとつ確実に進めていくことが大切です。

まず、分骨の手続きには寺院や霊園の許可が必要となります。お墓やお寺にご遺骨が納められている場合は、管理者に分骨の意向を伝え、必要書類を提出していきましょう。手続きの際には以下の書類を準備します。

  • 分骨申請書(寺院や霊園で入手)
  • 申請者の身分証明書
  • 故人との関係を証明する戸籍謄本
  • 遺骨収蔵証明書(お持ちの場合)

分骨には 専門的な知識と技術が必要 となるため、必ず葬儀社や仏具店に依頼することをおすすめします。ご自身での分骨は避け、経験豊富な専門家に任せましょう。

手続きが整ったら、分骨する量を決めていきます。手元供養の方法によって必要な量が異なるため、選びたい供養品をあらかじめ決めておくと良いでしょう。一般的なペンダントであれば 1グラム程度、ミニ骨壷の場合は 3〜5グラム程度 が目安となります。

また、分骨の際には供養の品々も準備が必要です。お線香やお供え物、白布などの基本的な仏具を用意しておきましょう。心を込めて丁寧に準備することで、故人への感謝の気持ちを表すことができます。

分骨の手続きと準備が整ったら、いよいよ手元供養を始めることができます。大切な故人との新しい供養のかたちを築くための第一歩として、一つひとつの過程を大切に進めていきましょう。

供養品の選び方

ご遺骨を大切に供養するための供養品は、故人との関係性や生活環境に合わせて選ぶことが大切です。品質とデザイン、使い勝手のバランスを考慮しながら、長く大切に使える商品を選びましょう。

供養品選びで最も重視したいのは、ご遺骨を安全に保管できる構造です。確実な密閉性があり、耐久性の高い素材を使用しているかどうかをチェックしてください。特にペンダントタイプの場合は、日常的に身につけるものなので、防水性能も重要なポイントとなります。

素材選びでは、変色や劣化に強い金属を選ぶことをおすすめします。

  • ステンレスは耐久性が高く、お手入れも簡単
  • チタンは軽量で肌にやさしい
  • プラチナや金は高級感があり変質しにくい

デザイン面では、和風から洋風まで幅広いスタイルが用意されています。故人の好みや思い出に合わせて選ぶのも良いでしょう。ただし、あまり派手な装飾は避け、シンプルで飽きのこないデザインを選ぶことをお勧めします。

サイズ感も重要な選択ポイントです。ペンダントの場合は首から下げた時の長さや重さ、ミニ骨壷なら置き場所に合わせたサイズを確認しましょう。実物を見て、手に取って確かめることができれば理想的です。

予算については、素材や加工方法によって大きく異なります。品質の良い商品を選びたい気持ちはありますが、必要以上に高額なものを選ぶ必要はありません。ご自身の経済状況に合わせて、無理のない範囲で選んでいただければと思います。

信頼できる専門店で相談しながら選ぶことで、後悔のない供養品選びができるはずです。故人との大切な絆を形にする品だからこそ、じっくりと時間をかけて検討していきましょう。

残りのご遺骨の供養方法

残りのご遺骨の供養方法について、お墓や永代供養など、手元供養以外の選択肢をご紹介します。

手元供養で使用する分は全体の一部であり、残りのご遺骨をどのように供養するかも重要な検討事項となります。将来を見据えて、ご家族で相談しながら決めていきましょう。

一般的な選択肢として、従来のお墓への納骨があります。代々のお墓がある場合は、残りのご遺骨をそこに納めることで、先祖代々の供養を続けることができます。新しくお墓を建てる場合は、永代供養墓や共同墓所など、維持管理の負担が少ない形態も選べます。

永代供養は、お寺が永続的に供養を行う方法です。お墓の管理や承継の心配がなく、確実な供養を約束してくれます。都市部を中心に需要が高まっており、以下のような特徴があります。

  • お寺が責任を持って供養を続ける
  • 特定の後継ぎがいなくても大丈夫
  • 納骨堂や個別のお墓から選べる
  • 年会費や管理費が必要

また近年では、自然に還る供養として樹木葬や散骨も選択肢の一つとなっています。ただし、これらの方法を選ぶ際は、事前に十分な情報収集と家族間での話し合いが欠かせません。

残りのご遺骨の供養方法は、一度決めたら変更が難しい場合もあります。そのため、将来の管理のしやすさや費用面なども考慮しながら、慎重に検討することが大切です。

地域や寺院によって対応できる供養方法が異なることもあるため、まずは菩提寺や葬儀社に相談してみることをおすすめします。専門家のアドバイスを参考に、故人の想いとご遺族の事情に合った最適な方法を見つけていきましょう。

供養のためのおすすめアイテム

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手元供養に使用するアイテムは、大きく分けてペンダントタイプ、ミニ骨壷タイプ、ミニ仏壇タイプ、手元供養セットの4種類があります。それぞれの特徴や使い方が異なるため、ご自身のライフスタイルや供養の希望に合わせて選ぶことが大切です。

近年では、デザイン性の高い供養アイテムも多く登場しており、インテリアとしても馴染みやすい商品が増えてきました。手元供養アイテムを選ぶ際は、日常生活での使い方はもちろん、将来的な管理のしやすさも考慮に入れることをおすすめします。

ペンダントタイプの特徴

遺骨ペンダントは、手元供養の中でも最もコンパクトで、故人をいつも身近に感じられる供養方法です。ご遺骨の一部を特殊加工してジュエリーに納めることで、大切な方との思い出を形にすることができます。

手元供養用のペンダントには、主に3つの特徴があります。

  • 故人との距離が近く、いつでもそばに感じられる
  • 日常的なアクセサリーとして自然に身につけられる
  • 場所を取らず、持ち運びが容易

素材は、ステンレスやプラチナ、K18ゴールドなど、さまざまな種類から選べます。ペンダントトップの形状も、クロスやハート、シンプルな円形など、多彩なデザインが用意されています。

防水性能を備えた商品も多いため、入浴時も外す必要がなく、24時間故人を身近に感じることができます。また、ご遺骨を特殊な樹脂で固めて加工する方法もあり、より安心して身につけられる工夫が施されているのも特徴の一つです。

ただし、ペンダントタイプの手元供養では、納められるご遺骨の量が限られます。また、貴重品として扱う必要があるため、紛失や破損には十分な注意が必要でしょう。将来的な管理や継承についても、あらかじめご家族で話し合っておくことをおすすめします。

最近では、遺骨だけでなく、遺髪や手形、足形などを特殊加工してペンダントに加工するサービスも登場しています。大切な方との思い出を、自分らしい形で残せる選択肢が広がってきました。

手元供養用のペンダントを選ぶ際は、デザインや素材はもちろん、加工方法や保証内容なども確認しておくと安心です。普段使いのジュエリーとして長く愛用できる商品を選びたいところです。

ミニ骨壷タイプの特徴

ミニ骨壷タイプは、手元供養の中でも最も伝統的な形式に近い供養方法です。お仏壇のような大きなスペースは必要とせず、かつペンダントよりも多くのご遺骨を納めることができます。

お手持ちの棚や床の間などに設置できるため、一般的な仏壇と同じように定期的なお供えやお参りができます。素材は陶器や金属製が主流で、防湿性や気密性に優れた高品質な商品が多く取り揃えられています。

大きさは一般的に高さ10センチメートル程度で、手のひらに収まるサイズとなっています。玄関や寝室、リビングなど、生活空間の中で自然と目に入る場所に置くことで、日々の暮らしの中で故人を身近に感じることができます。

デザインのバリエーションも豊富です。

  • 伝統的な和モダン調
  • シンプルでスタイリッシュなデザイン
  • 故人の趣味や好みを反映したテイスト

また、しっかりとした台座や専用の収納ケースが付属している商品も多く、安全な保管が可能です。シンプルな骨壷本体に加えて、お写真や位牌を一緒に飾れるセットタイプもあり、供養スタイルに合わせて選べます。

ミニ骨壷の特徴として、将来的な管理がしやすい点も挙げられます。ペンダントと比べて紛失のリスクが低く、代々継承していく際にも扱いやすいでしょう。また、必要に応じて別の供養方法に変更する際も、ご遺骨の取り出しが容易な構造になっています。

価格帯は2万円から10万円程度と幅広く、素材やデザイン、付属品の有無によって異なります。購入の際は、気密性や耐久性など、品質面をしっかりと確認することをおすすめします。

ミニ仏壇タイプの特徴

ミニ仏壇タイプは、伝統的な仏壇の形式を継承しながら、現代の住空間に調和する手元供養の方法です。一般的な仏壇と同様の供養スタイルを保ちつつ、コンパクトなサイズで扱いやすいのが特徴です。

コンパクトながらも供養に必要な機能を備えており、お位牌やご遺骨、お供え物を一体的に祀ることができます。サイズは高さ30センチメートル前後のものが多く、デスクや棚の上に設置可能です。

ミニ仏壇の主な特徴として、以下のような点が挙げられます。

  • 従来の仏壇と同じように、毎日のお参りやお供えができる
  • お写真や位牌、ご遺骨を一緒に安置できる
  • インテリアに調和するモダンなデザインが豊富
  • 扉付きで大切なものを安全に保管できる

素材は木製が主流ですが、アクリルやガラス、金属を組み合わせたデザイン性の高い商品も増えています。和モダンやシンプルモダンなど、お部屋の雰囲気に合わせて選べるバリエーションが豊富です。

照明機能を備えたタイプもあり、LEDライトで優しく照らすことで、より厳かな雰囲気を演出できます。また、従来の仏壇と同様に、お線香を供えられる構造になっている商品も多く見られます。

置き場所の選定では、日常的に目に入る場所で、かつ安定した設置が可能な場所を選びましょう。リビングの一角や寝室など、毎日のお参りがしやすい場所がおすすめです。

手元供養セットの内容

手元供養セットは、供養に必要な基本的なアイテムが一式揃った商品です。初めて手元供養を始める方でも安心して取り組めるよう、必要なものがパッケージになっています。

手元供養セットの主な内容物は以下のようなものです。

  • ミニ骨壷またはペンダント
  • お位牌や写真立て
  • お供え用の花立て
  • お線香立て
  • 手引書や説明書

特に初めての方にとって心強いのが、分骨から供養までの手順を詳しく解説した手引書が付属している点です。また、お手入れ用の専用クロスや保管ケースが含まれているセットもあり、メンテナンス面でも安心です。

価格帯は3万円から10万円程度で、セット内容によって異なります。一つひとつのアイテムを個別に購入するよりも経済的な場合が多く、必要なものが揃っているため準備の手間も省けます。

セットを選ぶ際は、自分に必要なアイテムが含まれているかどうかをしっかりと確認することが大切です。また、セットの中の骨壷やペンダントは、単品で購入する場合と同様に、品質やデザインにこだわって選びたいところです。

手元供養セットは、供養を始めるための第一歩として、多くの方に選ばれています。ご遺族の方の心に寄り添った、丁寧な供養を実現するための良いサポートとなるでしょう。

まとめ

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手元供養について、基礎知識から実践的な方法まで幅広く見てきました。従来の仏壇による供養とは異なり、より身近で個人的な供養方法として、現代の暮らしに寄り添う選択肢となっています。

大切な方との思い出を身近に感じられることが手元供養の最大の特徴です。ペンダントやミニ骨壷、ミニ仏壇など、様々な形での供養方法があり、ライフスタイルに合わせて選択できます。

始める際は、分骨の手続きや供養品の選定など、いくつかの準備が必要になりますが、葬儀社や仏具店に相談することで適切なサポートを受けられるでしょう。また、宗教上の懸念や将来への不安についても、事前に家族で話し合いながら進めていくことをおすすめします。

手元供養を始めるにあたっては、まずは自分に合った供養方法を見つけることが大切です。故人との関係性や生活環境を考慮しながら、無理のない形で始められる方法を選んでみましょう。

これからの時代、供養の形は更に多様化していくと考えられます。手元供養という選択肢を知ることで、大切な方との新しいつながり方を見つけることができるかもしれません。供養について家族で話し合うきっかけとして、この情報を活用していただければと思います。

クマダの供養処分では、お引き取りさせて頂いた仏壇や位牌にお経を上げております。
そのために仏壇仏具之供養塔を製作し、心を込めて供養しております。
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